2020年2月15日土曜日

読書環境

今日読んだ本、100語でわかる遺伝学 (文庫クセジュ) (ドミニク・ストッパ=リョネ(著)、スタニスラス・リョネ(著)、田中 智弘(翻訳)、白水社)の感想。

以前にDNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源までゲノム革命がはじまる DNA全解析とクリスパーの衝撃等、遺伝やDNA等に関する本を読んだ時に、知らない用語、見慣れない、聞き慣れないような用語があって、あまり用語を知らないことに気づいたから本著を読んでみることに。もちろんその都度辞書を引いて調べるのでもいいだろうけど、それだと本そのものを読むのに時間がかかるし、ある程度まとまって知っておいた方が都合がいいこともあるかと思って。本著の100語というのが多いか少ないかは分からないけど。

なので、単語集、用語集として読み始めたものの、本著はそういう感じだけの本ではなかった。まず、100語のは単語だけではなく、遺伝学に登場する用語も多く含まれていた。

また、単語、用語について、遺伝学の専門用語のみでもなかった。遺伝学以外にも一般的に使われているような用語で、その言葉の遺伝学での使われ方、意味などの解説があった。

そして、辞書のように各言葉の意味の解説という感じの部分もあったけど、それだけではなかったり、それ以外のこともあったこと。その言葉の意味、解説というよりは、その言葉が登場する遺伝学の分野の解説といった感じ。

だから、最初に記述したように100語が多いか少ないかは分からないけど、もし100語が十分だとしたら、辞書のような使い方もできるし、それ以外の使い方もできそう。調べる各言葉に対して、その言葉が本著に載っていれば辞書以上のこと、関連することなどを知ることができる一冊。

ということで、簡易辞書のつもりで本著を読み始めたけど、遺伝学に関する様々な単語、用語、言葉を知れたのはもちろんのこと、本著のみでも用語だけではなく遺伝学について色々学ぶことができて良かった今日この頃。

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