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ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の2章(ベクトル空間)、5(和と直和)、練習問題3の解答を求めてみる。
とおく。
を満たす a、 b を考える。
と仮定すると、
となり、 問題の仮定に反する。
よって、
ゆえに、
であり、 A と B は1次独立である。
また、
なので、
は
の基底をなす。
A、 B が基底であることから
の任意の元は、
と一通りに表される。
また、と仮定すると、 零ではないある実数 a、 b が存在して、
となり、 問題の仮定と矛盾するので、
である。
よって、
は A と B のそれぞれによって生成される部分空間の直和である。
(証明終)
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