2019年1月23日水曜日

読書環境

今日読んだ本、すごい分子 世界は六角形でできている (ブルーバックス) (佐藤 健太郎(著)、講談社)の感想。

本書の題名どおり、六角形の図がいっぱい出てくる内容だった。もちろん図が豊富だから分かりやすい、読みやすいということはあるけど、カタカナ用語が沢山出てくるので、慣れてないと、慣れるまでは読み進めるのが大変かも。とはいってもこの事は本書に限らず、一般に科学、特に化学の分野の本でよくある事で、用語だから避けることが難しいことなので仕方ないことではあるけど。(洋画を観るとき登場人物の外人のカタカナの名前がなかなか覚えられない方がいるみたいな。上手い例えになってるのかなってないのか。。)

基礎から最先端までの話があり、もちろん全体的に面白かった中、特に最先端の部分の内容が興味深く面白かった。上記にカタカナ用語が沢山出てきて馴染みがないと読み進めるのが大変かもと書いたけど、最先端の話には日常、あるいはニュース等で聞いたことあるようなカタカナ用語、専門用語が多かったから読みやすいということもあったから。

なので、今後ニュース、特に科学、化学関連のニュースを、より深く理解しながら見たり聞いたりできるようになりそう。あと、最先端の話のなかに日常使うような家電等(日常に登場して商品化されてる時点で最先端というよりは最先端を通り越しての一歩手前と言ったほうが正確かも)の話もあったから、これまで家電を購入するときは値段、デザイン、機能等を中心に考えて選ぶことが多かったけど、今後はこの3つを選択基準にしつつも、その機能やデザイン、値段の実現の裏側にはこういう最先端の化学が活かされてるということに思いを巡らせることができて、買い物に一つ喜びが加わりそう。

あと、本筋とはちょっと離れた余談、補足、豆知識的なCOLUMNが豊富でかつ面白いのが良かった。このおかげで、カタカナ用語ばかりだったり、難しいなぁと思ったりしたときに、いい気分転換になり楽しく読み進めることができた。

ということで、本書によって分子について色々知ることが出来てよかったなぁと思ったし、また、本書を読むことでまだまだ化学のカタカナ用語、専門用語に慣れてないことを再認識出来たので、今後も化学の本を読む機会を沢山作りたいなぁと思った今日この頃。

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