2017年11月13日月曜日

学習環境

集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(集合と写像)、6(同値関係)、問題1を取り組んでみる。

    1. 2つの空集合ではない集合の共通部分が空ではないという関係。
      実際に確認。
      A、 B 任意の 空ではない集合とする。

      反射律について。

      A A ϕ

      よって反射的である。

      対称律について。

      A B ϕ B A ϕ

      よって対称的である。

      推移律について。

      A = 1 , 2 , B = 2 , 3 , C = 3 , 4

      とする。
      このとき、

      A B = 2 ϕ B C = 3 ϕ

      が成り立つが

      A C = ϕ

      よって推移的ではない。

    2. 1 以上の2つの自然.、数 a、 b に対して、 b は a で割り切れる、 b は a の倍数であるという関係を考える。

      a a = 1

      なので反射的である。

      a R b b R c a R c

      は成り立つので推移的である。

      対称律について。

      a = 1 , b = 2

      のとき、2は1で割り切れるが、1は2で割り切れない。よって対称的ではない。

コード(Emacs)

Python 3

#!/usr/bin/env python3
import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib_venn import venn3
from sympy import pprint, FiniteSet

print('1.')
A = FiniteSet(1, 2)
B = FiniteSet(2, 3)
C = FiniteSet(3, 4)

for X in [A, B, C]:
    pprint(X)
venn3(subsets=(A, B, C))
plt.savefig('sample1.svg')

入出力結果(Terminal, Jupyter(IPython))

$ ./sample1.py
1.
{1, 2}
{2, 3}
{3, 4}
$

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