学習環境
線型代数入門(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第3章(線型写像)、9(線型写像の像と核)、問題6.を取り組んでみる。
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dim V < dim Wとする。
ベクトル空間V、Wの基底。
FをVからWへの写像。
Fの線型性について。
よって、Fは線型写像。
GをWからVへの写像。
Gの線型性について。
よって、Gは線型写像。
合成写像について。
よって、合成写像は恒等写像である。
また、線型写像Fについて。
よって、線型写像Fは前者ではないので、同型写像ではない。
以上より、dim V = dim W を仮定しない場合に前問の結論は成り立たない。(証明終)
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