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ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の4章(線形写像)、2(線形写像)、練習問題21の解答を求めてみる。
D、 E を三角形の任意の2点とする。
とおくと、 2点、 D、 E を結ぶ線分 DE上の点は
なので、 三角形の元である。
よって、三角形は凸 である。
(証明終)
三角形 ABC の任意の 元について、
ここで、
は線分 AB 上の点、
は線分 BC 上の点である。
よって、 この点を結ぶ線分上の点は問題の凸 集合の点である。
この点を D とおくと、
は線分 CD で 問題の凸 集合に含まれる。
ゆえ に ABC を含む任意の凸 集合は ABC によって決定される三角形を含む。
(証明終)
よって A、 B、 C によって決定される三角形の線形写像 F による像は、
によって決定される三角形である。
(証明終)
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