2019年10月15日火曜日

学習環境

ラング線形代数学(下) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の14章(群)、1(群の簡単な性質)、練習問題15の解答を求めてみる。



    1. A、 B 、 C を G の任意の元とする。

      A B v + w = A B v + w = A B v + B w = A v + w = v + w A B c v = A B c v = A c v = c v

      よって、 写像の合成について閉じている。

      A B C v = A B C v = A B v = A B v = A v = v A B C v = A B C v = A B C v = A B v = A v = v

      よって、結合律が成り立つ。

      A B C = A B C

      また、

      A I G = I G A = A

      が成り立つので、

      I G

      は G の単位元である。

      A は可逆線形写像なので、

      A A - 1 = A - 1 A = I G

      が成り立つので、逆元が存在する。

      よって、 G は群である。

      (証明終)


      • で、 v、 w を
      v i , v j

      とおけばいい。


    2. f 、 g 、 h を 集合 G の任意の元とする。

      x S ' f g x = f g x = f x = x

      よって写像の合成について閉じている。

      f I s = I s f = f

      よって、 恒等写像

      I s

      は単位元である。

      f f - 1 = f - 1 f = I s

      よって逆元が存在する。

      ゆえに、 G は群である。

      (証明終)

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