2019年9月29日日曜日

読書環境

今日読んだ本、銀河帝国は必要か? (ちくまプリマー新書) (稲葉 振一郎(著)、筑摩書房)の感想。

最初の方は、小説、映画、アニメや漫画などのSF、それから多くの人が想像していそうなロボット、そして現実、あるいは少し未来に実現しそうなことの比較、検討、その乖離、実際にSFや想像通りになりそうなことならなそうなことなどの話。そして、それを踏まえた上で現在や未来に起こりそうな問題などの話。SFも真面目に研究材料にすると、面白い、ワクワクするような話以外に、現実に役立ちそうな問題が浮かび上がってきて、そのことについても興味深かったり、なるほどなぁと思うようなことが多かった。

その後、SFの中身や作家の考え、世界観から色々と考えられる、考えさせられるような話が続く感じな内容。ロボットとは何か、人とは何か、人類とは何か、そして主義や思想、倫理、道徳等の話。この辺からより考えさせられるような話や、そのためかちょっと難しいと感じるような話が増えていく感じ。

なので、ロボットと人類の未来についてただワクワクしながら読み進めるということにはならないかも。また、ただ単純んいワクワクするつもりで読み始めてみたら、ちょっと眠くなってしまうような話が多いかもしれないし、その辺は注意が必要。

私自身はSF小説とかたくさん読むわけではないし、本著に出てきたSF小説や映画、アニメ、漫画などは代表的な作品なのかもしれないけど読んだことがないものがほとんどだったから、それも難しいと感じた理由の一つかも。だから、SF小説をよく読んだりするという人にとっては、難しくはなくて、考えさせられることが多い、興味深い一冊になる可能性も。

私自身は残念ながら、ちょっと眠くなったりしてしまったから、途中からSF小説の解説書といった感じで読み進めると、楽しく読み進めることができた。なので、本著の趣旨とは違うかもしれないけど、SF小説を読んでみたいけど、何から読むのがいいか分からないという人は、本著を読んで出てきた小説で面白そうだと思ったものをまず読んでみるというのも良さそう。また、SF小説をよく読むという人は、その解説本といった感じで本著を読むと、そのSF小説をさらに深く読むことができる可能背があるかも。

ということで、最初の方は十分楽しめたのも、その後も読み方の視点を変えて読んで楽しむことができたのもよかったし、また、本著に出てきたSF小説の中で面白そうなものを、せっかくの機会だからいくつか検討して選んで読んでみて、そして再び本著を読み直して何か新しいことが見えてくるといいなぁと思った今日この頃。

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