2019年7月2日火曜日

読書環境

今日読んだ本、コケはなぜに美しい (NHK出版新書) (大石 善隆(著)、NHK出版)の感想。

なぜに美しいとあるけど、なぜ以前に、そもそもこけを美しいと感じた記憶がなかったり。唯一あるとすれば、立派な和風の庭園のきっちり整備、管理された庭園を見たり歩いたりした時くらい。ただ、そんな機会はあまりなく、コケといえば空き家や廃墟、きっちり管理、整備されてない家や、じめじめした湿っぽい場所にある印象で、しかもヌルヌルして滑りやすかったり歩きにくかったりする印象だから。

だから、著者と感性が違うのか、あるいはコケのことを何も知らないだけなのか知るために本著を読んでみることに。どちらにしても感性が豊かに慣れれば嬉しいし、知らないことを知れたらそれはそれで嬉しいから。

本著でまず感じたのが、著者のコケ愛みたいなものの強さ。それが良かった。ただ詳しい人の解説より、好きで詳しい人の解説の方がより面白く、すっと自然に入ってくる気がするから。もちろん、本著と関係なく、好きすぎて話が鬱陶しく感じる場合もあるけど、本著はそんなこともなかったし。

内容は当然コケについてだけど、カラー写真が豊富なのも良かった。カバーが既に全面カラー写真なのも。コケに限らず、科学的根拠はあるのかないのか分からないけど、自然に豊富な緑色って綺麗だなぁと感じた。また、様々なコケのカラー写真があった中でも特に、近くで見たコケの写真や、あまり足を運ぶことがない場所、気軽に足を運べない場所のコケの写真も多くて良かった。普段見ることがないコケの表情みたいなものを見ることができたし。

なので、本著は新書としては若干価格が高いけど、カラー写真の豊富さを考慮すれば十分満足。むしろお得かも。

ということで、本著によりコケの様々なことを知ることで、著者ほどではないだろうけどコケ美しい一面を感じることができて良かった今日この頃。

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