2019年6月5日水曜日

読書環境

今日読んだ本、富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ (ブルーバックス) (鎌田 浩毅(著)、講談社)の感想。

読み終えてホッとした。というのも、本著のような災害等の本を読むと、その後しばらく必要以上に怖くなってしまうから。なので、本著もそうならないかという心配があったから。

ホッとできたのは、最後に活火山としての富士山の恵について書かれていたから。全然怖くならなかったかというとそうでもないけど、富士山の存在の有り難さも感じることができて中和された感じ。そこがよくある不安、恐怖を煽るような本と本著の大きな違いだったり、いいところの一つかも。だから、同様に恐怖を感じてしまうから、本著のような本を読めない、読みたくないという人は、まず最初に最後の富士山の恵みについて読んでその恩恵をじっくり感じてから、最初から読み始めると良さそう。

内容は、前半は主に富士山や富士山が噴火した場合について、後半は南海トラフ等、そして富士山の恵みといった感じ。前半部分について、活火山、噴火、災害、被害について、最近の出来事で、日本国内ではなく世界各地での実際にあった例、そして史料でさらに過去の例を上げならがの解説だから、具体的な想像がしやすく読みやすかった。具体的にといことで、災害に対して備えが必要とか、避難とかどうのようにすればいいか憶えておかなければいけないと分かっていつつも、いまいちピンとこんない、他人事に思ってしまうという人も、本著を読むと心構えが変わるきっかけになるかも。

後半についても、地球のちょっと内側の方、足の下の方、地上の下、海底、海の下の方がどうなってるかが分かって、実際の災害や被害のことは置いといて、それと関係なく興味がそそられて面白く読むことができた。なので、最初に書いたような、それでも災害等の本は怖くなるから読むことができないという人は、出来るだけ災害の話は飛ばして純粋に地形、地理、地学の本として読めば十分楽しめそう。

その上で注意する必要があるとすれば、災害の話は飛ばしつつも実際に災害が起きる前の準備、そして起きた時にどう行動すればいいかだけは、しっかり頭に入れておくこと。このことは、もちろん読み飛ばした人に限らず、災害についてもしっかり読んだ人にも必要。

ということで、富士山噴火、南海トラフ関連の地震はいつか来るとは聞いたことあったし、それなりに備えもしてるつもりだけど、あらためて備えを確認したり、ハザードマップを確認することにしたり、本著のおかげでいい機会が得られたなぁと思った今日この頃。

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