2019年5月27日月曜日

読書環境

今日読んだ本、人体 神秘の巨大ネットワーク 臓器たちは語り合う (NHK出版新書) (丸山 優二(著)、NHKスペシャル「人体」取材班(著)、NHK出版)の感想。

本書とは関係なく、医学の新書は「何何だからこの食べ物は体にいい」とか「こういう生活で健康に」みたいな本が多いから、本書を読む前にはそういう本に当てはまらないかなぁという不安が少しあったり。そういう本を読むくらいなら、最初から病院に行けばいいという考えだし。そして本著を読み終えたら、その心配は全く不要だった。あくまでちゃんとした医学の本で、健康本ではなかったから。

内容は、テレビ(NHK)で放送されたものを書籍化したものだった。そのテレビ番組は見ていないけど、本著はとても面白かったし、番組を見てるか見てないかは本著を楽しむのには関係無さそう。また、著者も書籍化にあたってテレビではなく書籍の良さをいかしたみたいなので、放送を見たという人でも十分読む価値があったり。

読み進めていくうちに最初に気になったのは、ネットワークの例えをインターネット、あるいはそのSNS、Twitter等で解説してる部分。SNS等を全く知らない、あるいは苦手だったり仕組みは分からないという人には逆にややこしくなりそうな。そんなことを考えながらさらに読み進めていくと、中盤あたりにネットワークをインターネット等で例えるのではなく、ネットワークそのものの解説もあった。なので、例えがよく分からないという人は、例えの部分を読み飛ばしてネットワークそのものの解説を読めば問題なさそう。

本書全体の医学の話はもちろん面白かったけど、その中でも特に印象に残った箇所は、106ページの

人間は長生きしていい!
という部分。というのは、医学の話ではないけど、今後日本が高齢化社会が現在進行形で進んでいく中、自分自身が高齢になった時に、介護、医療等でお荷物になってないかとか考えたりした時に大きな心の支えになりそうだから。もちろん普段そう考えることはないけど、ネガティブな気分になった時や心が弱っている時に、偶然ニュース等を見るなどしてそのような状況を考えるときがあって、多少はそういうことが頭をよぎったこともあるから。本著のこの部分を頭の片隅にでもあれば、実際に自身が高齢になって、そして心が弱った時、万が一良くないことを考えてしまっても、本著のこの部分ことは忘れないで思い出したいなぁと。

また、本著を読んだら書籍化は書籍の良さがあるだろうけど、当然映像には映像の良さがあると思うから、番組を収めたDVDブルーレイが見たくなったり。さらには別の書籍版を見つけたからそちらも気になったり。(どちらもそれなりの値段なのですぐに入手とはいかず。書籍版は本著と違ってカラー写真が多くて文章は同じだとしても、より図鑑っぽかったりするのかな。)

ということで、医学の最先端の考え方を知ることが出来たし、さらには医学的な大きな心の支えも持つことが出来たから本著に出会ってよかったなぁと感じた今日この頃。

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