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今日読んだ本、植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース (ブルーバックス) (日本植物病理学会(著)、講談社)の感想。
タイトルからも、もちろん植物好きの人には楽しめそうな一冊。植物好きではなない、興味、関心がないという方ももしかしたら楽しめる可能性がありそう。私自身はというと、どちらかというと生物があんまり得意ではなかったり。なので植物にもそんなに興味、関心がないので後者の一人。
後者について何故かというと、大半は植物の特徴、性質についての詳細の記述だけど、ところどころに歴史、人間との関連についての記述もあるから。特に最初に人間のある歴史との関連についての記述があったから、最初からいきなり躓くことなく読み進めることができた。
また、もう一つの理由として、色々な例えもあったから。その例えも、118ページの
病原細菌に対する兵糧攻めとか、165〜166ページの
戦国時代の武士の戦い方といえば、…
病原菌と宿主植物間で起きるサイレンシングパンチの応酬とかあったり。植物には関心がないけど戦国時代は好き、あるいは情報技術については関心あるという人が植物に関心持つきっかけ、入り口になる可能性あり。もちろんこれだけではなくそれ以外の他の例えも色々有り。
「サイバー攻撃の応酬」
2つの理由から、植物以外のことから植物の話に入っていくことができる。
内容は詳細で、また写真が豊富なので、前者のもともと植物好きという人も十分楽しめそう。カラー写真だともっと楽しめたかもしれないけど、それは価格との兼ね合いもあって難しくて仕方がないのかも。(想像)
ということで、例えのおかげであまり興味関心が無かった植物に少しは興味を持つことができたから、これからは植物、生物もそうだけど、それだけに限らず興味がないことでも、興味があることに例えることが出来ないか考えながら、少しでも興味、関心をもって色々なものに接していければいいかなぁと思った今日この頃。
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