2017年11月15日水曜日

学習環境

集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(集合と写像)、6(同値関係)、問題3を取り組んでみる。

  1. a、b、cをAの任意の元とする。

    aRbが成り立つと仮定する。

    関係Rは反射的な関係なので、bRbが成り立つ。

    よって、aRbかつbRbが成り立つ。

    このとき、問題の仮定よりbRaが成り立つ。

    ゆえに、関係Rは対称的を満たす。

    aRbかつbRcの時、問題の仮定より、cRaが成り立つ。

    関係Rは対称的な関係なので、aRcが成り立つ。

    よって、関係Rは推移律を満たす。

    以上より、Rは同値関係である。(証明終)

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