2017年10月27日金曜日

学習環境

集合論入門(基礎数学シリーズ)(松村 英之(著)、朝倉書店)の1.(集合算)、1.9(直積と直和、融合和)の練習問題14.を取り組んでみる。

  1. 集合X、Y、BをそれぞれX = {0, 1}、Y = {2, 3}、B = {0, 1}とする。

    XとYの直和について。

    XY=ϕ { 0,1,2,3 }

    f、gを写像とし以下のように定める。

    f:BX f( 0 )=0 f( 1 )=1 g:BY g( 0 )=2 g( 1 )=2

    問題の関係について。

    R={ ( ( if )( 0 ),( jg )( 0 ) ),( ( if )( 1 ),( jg )( 1 ) ) } ={ ( i( f( 0 ) ),j( g( 0 ) ) ),( i( f( 1 ) ),j( g( 1 ) ) ) } ={ ( i( 0 ),j( 2 ) ),( i( 1 ),j( 1 ) ) } ={ ( 0,2 ),( 1,2 ) } ={ ( 0,2 ),( 1,2 ) }

    この関係によって生成される同値関係について。

    R f,g ={ ( 0,0 ),( 1,1 ),( 2,2 ),( 3,3 ), ( 0,2 ),( 2,0 ),( 1,2 ),( 2,1 ), ( 0,1 ),( 1,0 ) }

    商集合について。

    Z={ 0,1,2,3 }/ R f,g ={ { 0,1,2 },{ 3 } }

    標準的な写像を合成して得られる写像i'、j'について。

    i'( 0 )={ 0,1,2 } i'( 1 )={ 0,1,2 } j'( 2 )={ 0,1,2 } j'( 3 )={ 0,1,2 }

    よって、写像i'、j'は単射ではない。

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