学習環境
- Surface 3 (4G LTE)、Surface 3 タイプ カバー、Surface ペン(端末)
- Windows 10 Pro (OS)
- 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
- MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
- MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Microsoft Edge, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax
- 参考書籍
集合論入門(基礎数学シリーズ)(松村 英之(著)、朝倉書店)の1.(集合算)、1.8(関係、同値関係、商集合)の練習問題13.を取り組んでみる。
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同値関係について。
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反射律について。
xをXの任意の元とする。
Rは同値関係なので、f(x)Rf(x)が成り立つ。
よって、xR'xが成り立つ。
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対称律について。
x、yをXの任意の元とする。
xR'yとする。
f(x)Rf(y)で、Rは同値関係なのでf(y)Rf(x)となる。
よってyR'xが成り立つ。
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推移律について。
x、y、zをXの任意の元とする。
xR'yかつyR'zとする。
このとき、f(x)Rf(y)かつf(y)Rf(z)が成り立つ。
Rは同値関係なので、f(x)Rf(z)となる。
よって、xR'zが成り立つ。
以上より、R'は同値関係である。
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X/R'からY/Rへの写像を、g(C'a) = Cf(a)とする。(代表元aを含む同値類に代表元f(a)を含む同値類に対応させる。)
この写像gがX/R'からY/Rへの全単射(1対1の対応)になることを確認。
CbをY/Rの元とする。
fは全射なので、あるXの元aが存在して、f(a) = bとなる。
aを代表とする同値類C'aを考えれば、これはX/R'の元であり、g(C'a) = Cf(a) = Cbが成り立つ。
よって、gは全射である。
C'a、C'bをX/R'の任意の元とする。
g(C'a) = g(C'b)とする。
このとき、Cf(a) = Cf(b)が成り立つ。
よって、aR'bが成り立つので、C'a = C'bとなる。
ゆえに、gは単射である。
以上により、gはX/R'からY/Rへの全単射(1対1の対応)である。
よって、Rのfによる逆像も同値関係であり、fが全射ならば、X/R'からY/Rへの自然な1対1の対応(全単射)が存在する。
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