学習環境
- 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
- MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
- MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax
代数系入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(整数)、2(数学的帰納法と除法の定理)、問2.を解いてみる。
問2.
は下に有界ならば、ある が存在して、すべての に対し、 が成り立つ。
集合 を
とすると、 となり、 は空でない自然数の集合なので、整列性より最小元をもつ。
よって、その最小元を とすれば、Sは最小元 をもつ。
が上に有界ならば、ある が存在して、すべての に対して が成り立つ。
集合 を
とすると、 となり、 は空でない自然数の集合なので、整列性より最小元をもつ。
よって、その最小元を とすれば、 は最大元 をもつ。
証明終
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