今日読んだ本と感想。
「愛されるだけの上司は、もういらない」
「休暇をとらない上司は解雇する」
「徹底して結果を求めよ!」
トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長時代に、19年連続増収増益という偉業を達成した伝説のリーダーが、その極意を語り尽くす。
著者は、「報連相」や「部下へのアメとムチ」を、「三流のやること」と断じてはばからない。最高の報酬とは仕事の達成感であり、その勝利の味を知らしめるためにデッドラインを駆使してチームを動かすことだけがリーダーの仕事だとする。
超・厳しいのに部下からは「あんなに面白く働けたことはない」と言われてしまう、その極意とは? これからの時代に活躍できる、爽快で斬新なリーダー論!
目次
- 第1章 九五%の暗黙知を手に入れろ
- 日本が不況から抜け出せない理由 世界トップレベルの労働者 ほか
- 第2章 有能と無能の境界線
- 休暇をとれない人は無能 最強ツール、デッドライン ほか
- 第3章 結果重視、即行、トップダウンを徹底せよ
- 自分の中に優れたリーダーを住まわせる 出たとこ勝負でもひるまず進め ほか
- 第4章 恐れと遠慮を捨てて導く力を
- ブレインストーミングは時間の無駄 本当の適材適所とは ほか
ズバズバとものをいう感じで、そしてその内容や言ってることも分かりやすく、読んで爽快な気分になる1冊だった。もちろん疑問に思うことや、違うんじゃないかなぁと思う箇所もあったりしたけど、そんなことより爽快な気分になれたという喜びの方が断然上回る感じ。
リーダーだった方、いかにもワンマン社長という方の話なので、そういう方が苦手という人にはちょっと読むのがしんどかったりするのかも。(私はそんなことはないので爽快な気分を味わえたけど。)
ただ、爽快な気分になることはできたけど、私自身はというとリーダーにはなれそうもないなあとも感じた。><
ということで、リーダーにはなれないかもしれないけど、誰もがリーダーになるか、あるいはリーダーの元で働くかのどちらかの立場で、いずれにしてもリーダーに関わることになると思うので、本書を読んでこういうリーダーもいるという、一つの例を知ることができて良かったなあと思った今日この頃。
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