今日読んだ本と感想。
日本の食卓にのぼるのはいまや魚よりも肉。そしてランチに選ぶのは、焼魚定食より牛丼ということが多くなってきた。本書では、牛・豚・鶏・羊・猪(イノシシ)・鹿(シカ)・馬から人気のホルモンまで、部位をはじめとしたさまざまな情報や代表的な料理などを紹介していく。肉好きなら一度は食べてみたい熟成肉の話や、最新お肉事情などをまじえながら、肉のおいしさと魅力を再検証していこう。
目次
- 第1章 肉のおいしさを探る
- 勢いを増す肉好きの傾向
- 「調理法」と「飲食店」の趣味趣向
- 日本における食肉の歴史
- 肉の状態の変化と熟成
- 肉のうまさのキメ手は、見た目と食感・味・香り
- Column 肉の購入と保存方法
- 第2章 牛肉のおいしさを探る
- 国産牛と和牛の違いを知る
- 牛肉の王様「和牛」の種別を知る
- 庶民の味方「国産牛」の実情を知る
- 肉用牛の飼育頭数と生産・輸入量
- 牛肉の格付け
- 品質の証「銘柄牛」
- 海外産の牛肉について知る
- 牧草飼育と穀物飼育
- フローズンビーフとチルドビーフ
- ブランド化する「WAGYU」
- 熟成肉の甘美な世界
- 肉用牛の輸出入の状況を見る
- BSE問題とトレーサビリティ制度
- 牛肉の部位を知る
- 「牛鍋」と「すき焼き」
- しゃぶしゃぶ
- ビーフステーキ
- ビーフステーキの調理法
- 庶民の牛肉料理「牛丼」
- 豪快な牛焼肉料理
- 煮込み系の牛肉料理
- 生肉を使用した牛肉料理
- 肉をやわらかくするには
- 第3章 豚肉のおいしさを探る
- 豚肉は社会の活力源
- 日本の基礎豚の種別を知る
- 欧州は加工中心、日本は精肉中心
- 中国原産の在来種を知る
- 三元交配を行うわけ
- 豚肉の均一性を高める取り組み
- 「黒豚」の名称のひみつ
- 銘柄豚について知る
- SPF豚肉の理念と安全性
- 国産豚と輸入豚
- 豚肉の格付け
- 豚肉の部位を知る
- 脂のうまみを楽しめる鍋物
- 揚げる豚肉料理「トンカツ」
- 炒める豚肉料理
- 焼豚と豚丼
- すべてたいらげる沖縄料理
- 第4章 鶏肉のおいしさを探る
- 鶏肉(ニワトリ)の食べはじめ
- 鶏肉(ニワトリ)の種類
- 地鶏のおいしさの秘密
- 国産鶏と輸入鶏
- 鳥インフルエンザ問題
- 鶏肉の部位を知る
- フライドチキン
- 焼鳥
- 世界の鶏肉料理
- 第5章 その他の肉のおいしさを探る
- 羊(マトンとラム)
- 馬
- 猪(イノシシ)
- イノブタ
- ヤギ
- 鹿(シカ)
- ウサギ
- シチメンチョウ
- ガチョウ
- ホロホロ鳥
- ハト
- ウズラ
- キジ
- カモ
- ひき肉
- 食肉加工品(ハム、ソーセージ、ベーコン)
- 第6章 ホルモンのおいしさを探る
- ホルモンの定義と歴史
- 牛ホルモンの部位
- 豚ホルモンの部位
- 鶏ホルモンの部位
- さまざまなホルモン料理
肉の豆知識や雑学など、とにかくいろいろなことをぎゅっとまとめた感じの1冊。
肉の買い物や料理をする人にとって、すぐ役立てることができそうなことが沢山あった。私はというと、食べる方専門なので、出来上がった料理の写真ばかりに目がいって、出てきた料理を順番に全部食べたくなった。普段は肉料理でよく食べるのはマックのハンバーガーや、ファミレスで食べるステーキ、ハンバーグくらいの私でもそうなったので、肉好きの人にはたまらない1冊だと思う。
ひとつ注意する点としては、夜や寝る前とかを避けて本書を読んだ方がいいかも。あまりにも美味しそうな写真が豊富でお腹がすいてくるので。
ということで、出てきた肉料理をいきなり全種類食べるのは難しいので、今後、とりあえずいろいろな部位を食べることが出来る焼き肉屋、いろいろな種類の鶏肉を食べることができる焼き鳥屋に行って、それから、あまり食べたことがないような肉料理を順に食べていこうと思った今日この頃。
0 コメント:
コメントを投稿