今日読んだ本と感想。
北海道より少しだけ広い島国だが、魅力を表す言葉は果てを知らない。それがアイルランド。ケルト文明の地、スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイス、ベケット、ヒーニーらによる世界文学の生地、ヴァン・モリソンやU2が歌い上げる音楽の島、「虐げられてへつらう者たち」、英国からの独立闘争の国――。一木一草に至るまで言葉が刻まれているこの土地を、達意のエッセイと美味しい訳文でまるごと味わい尽くす。
目次
- 第1部 ダブリンとレンスター(東部)
- (薄汚れた町へ―ギネス醸造所、ダブリン 『ケルズの書』―トリニティ・カレッジ図書館旧館、ダブリン、および、キルデア、キルデア州 ストロングボウとイーファの結婚―クライストチャーチ大聖堂、ダブリン ほか)
- 第2部 コナハト(西部)(縄をなう男たち―ゴールウェイ、ゴールウェイ州
- 最後の女主人―クール荘園、ゴールウェイ州 胸壁からの眺め―バリリー塔、ゴールウェイ州 ほか)
- 第3部 マンスター(南部)、アルスター(北部)とベルファスト
- (風景と人間を結ぶ魔法―ディングル半島、ケリー州 「大飢餓」を語り継ぐ―エニスタイモン、クレア州、および、スキベリーン、コーク州 今はなき路地暮らし―リムリック、リムリック州 ほか)
今まで、アイルランドというと、イングランド、スコットランド、アイルランドと3つあって、イングランド以外の2つという位の知識、印象しかなかった。(かといってイングランドに特別な思い入れがあるというわけではないけど。)
それに比べたら、アイルランドのことをいろいろと幅広く知ることができて、ぐっと寿分の中のアイルランドの距離が知事待ったり、存在が大きくなった気がした。
それでも、私には本書はちょっと小難しい感じだった。(私があまりにもアイルランドのことを知らなかった(今でも知らない)からかな。。)実際に旅行や観光に行ってみたいという気持ちも湧かなかった。
ということで、もう少しだけ分かり易く簡単なアイルランドについての本に出会ってアイルランドに興味を持ち、そして再び本書を読んでみたいと思ったり、実際に旅行や観光でアイルランドに行ってみたいと思う日がきたらいいなあと思った今日この頃。
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