今日読んだ本と感想。
ナッシュ均衡とパレート効率性のジレンマは解決できるか?
経済学の分析道具として発展したゲーム理論は生きるための多くの知恵も与えてくれる。
「利己的な人」を想定したナッシュ均衡と、「全員の利益」を最大化するパレート効率性が一致しないジレンマ。その解決のために考えられるさまざまなメカニズム・デザインと、理想のルール設計は不可能であるとする不可能性定理──人間社会の限界をも示唆するゲーム理論を学んで、したたかに生きよう。
タイトル通り、私自身ゲーム理論に触れるのはほぼ初めてだったので本書を読んでみることに。
読んでみてゲーム理論に対する印象が大きく変わった。ゲームというと、勝ち負けのある遊びっていうイメージが強くて、その理論のことかなあと思ってたけど、遊びだけではなく実際に様々な状況でゲーム理論が活用されてることを知って驚いた。そして、そのゲーム理論の説明はというと、はじめてのと書名にあるだけにとても分かりやすく、途中途中に練習問題があったりもして楽しみながら読み終えることが出来た。
ただ、ゲーム理論に触れてみたのが初めてだからか、あるいはゲーム理論に確率が沢山出てくるからか、以前統計学にもっていた感情と似たような感情が湧いてきた。
ということで、統計学も触れているうちに興味がわいてきたりしたので、ゲーム理論も興味がわくかもしれないので、ちょっとずつでもいいからゲーム理論に関する本も読んでいこうと思った今日この頃。
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