2012年8月20日月曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

通勤電車から新幹線まで、わが国には網の目のように鉄道が走り、多くの人が利用しています。しかし、なにげなく乗っている鉄道車両がどんな仕組みなのか、これまでどうやって進化してきたのかを知る人は少ないかもしれません。本書では、わが国の蒸気機関車、客車、貨車、電車、新幹線、電気機関車、気動車、ディーゼル機関車が、どのように発展してきたかを豊富な図版と写真で解説します。

目次

第1章 鉄道車両とは
1-1 ほかの乗り物との違い
1-2 車両構成の今昔
1-3 車両の分類
1-4 それぞれの国に適した鉄道
第2章 蒸気機関車(SL:Steam Locomotive)
2-1 初期の鉄道
2-2 鉄道網の延伸
2-3 蒸気機関車が動くしくみ
第3章 客車(PC:Passenger Car)
3-1 2軸車からボギー車へ
3-2 大型客車から鋼製客車へ
3-3 軽量客車とその後の経過
第4章 貨車(FC:Freight Car)
4-1 2軸貨車
4-2 初期のボギー貨車
4-3 貨物列車の高速化
第5章 電車(EC:Electric Car)
5-1 初期の電車
5-2 戦前の電車
5-3 戦後の電車技術の飛躍
5-4 1970年代以降の技術革新
5-5 車両の鋼製化、軽量化
第6章 新幹線
6-1 新幹線開発決定時の技術レベルと課題
6-2 新幹線開発の成功要因
6-3 新幹線開発秘話
6-4 新幹線の発展
第7章 電気機関車(EL:Electric Locomotive)
7-1 電化の進展
7-2 国産標準形電気機関車
7-3 交流電化
7-4 直流電気機関車の進展
7-5 最近の電気機関車
第8章 気動車(ディーゼル動車、DC:Diesel Car)
8-1 ディーゼル動車前史
8-2 液体式気動車
8-3 新系列気動車
8-4 JR後の気動車
第9章 ディーゼル機関車(DL:Diesel Locomotive)
9-1 国産を目指して
9-2 決定版国産DLの登場
9-3 JR後の技術革新

鉄道車両について歴史や技術、時代背景、時代の要請など、広範囲の様々なことを知ることが出来た。特に鉄道車両の技術について、鉄道車両の各部分の詳細までアップのカラー写真やカラー図で事細かに解説されていてとても分かりやすかった。本書を読み終えた頃には、鉄道博物館を一周したのと同じ気分になることが出来そう。(鉄道博物館に行ったこと無いから、実際にに同じ気分になれるかは分からないけど。。)

鉄道マニアなら手元に鉄道事典の1つとして手元に置いとくのがいいかも。(凄い細かいことまで載ってたけど鉄道ファンの人には知ってて当然のことなのかなあ〜)

ところで私はというと、鉄道車両等にほとんど興味、関心が無いけど、各時代、時代、あるいはいろいろな種類の鉄道車両の、知識が無くてもすぐ分かる外見、見た目という分かりやすい部分の変化、違いをカラー写真を見るだけでもとても面白かった。なので鉄道車両等にそんなに興味、関心がない人でも楽しめる要素がある1冊。

ということで、せっかく本書を読んだので、1回くらいは鉄道博物館にでも行ってみようかなあと思うようになった今日この頃。

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