2012年8月18日土曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

私たちの日常生活は気象現象に大きな影響を受ける。明日の天気や気温などを知らせる天気予報は、私たちの生活に欠かすことのできない大切な情報である。まして最近では、世界中から「異常気象」の報告が相次ぎ、私たちの気象についての関心はとても高くなっている。そのようなときに気象について正しい知識をもつことは、生活をより安全で豊かなものにするだろう。

目次

第1章 気象の基礎知識 編
1 気象とはどこでなにが起こす現象ですか?
2 大気が循環しているってどういうことですか?
3 水が循環しているってどういうことですか?
4 太陽放射と地球放射とはなんですか?
5 緯度が高くなるほど寒くなるのはなぜですか?
6 午後2時がいちばん暖かいのはなぜですか?
7 北半球と南半球の気候に違いはありますか?
8 雲はどうしてできるんですか?
9 雲にはどんな種類があるんですか?
10 雨はどうして降るんですか?
11 暖かい雨ってなんですか?
12 冷たい雨ってなんですか?
13 雪はどうしてできるんですか?
14 風はなぜ吹くのですか?
15 高気圧と低気圧の違いはなんですか?
16 コリオリ力ってなんですか?
17 地上の風と上空の風に違いはありますか?
18 偏西風やジェット気流ってなんですか?
19 前線ってなんですか?
第2章 天気予報と天気図 編
20 天気予報は誰がつくっているんですか?
21 天気予報にはどんな種類があるんですか?
22 アメダスってなんですか?
23 高層の気象はどうやって調べるんですか?
24 レーダーなども使っていますか?
25 宇宙から天気を見てると聞きましたが?
26 国際観測網ってなんですか?
27 数値予報ってなんですか?
28 降水確率ってなんですか?
29 天気図ってなんですか?
30 天気記号ってなんですか?
31 注意報と警報の違いはなんですか?
第3章 日本の気候 編
32 移動性高気圧ってなんですか?
33 春一番ってなんですか?
34 桜前線ってなんですか?
35 フェーン現象ってなんですか?
36 花粉症が春に流行るのはなぜですか?
37 黄砂はどこから飛んでくるんですか?
38 五月晴れってなんですか?
39 梅雨はどうして起こるんですか?
40 「やませ」ってなんですか?
41 夏はなぜ暑いんですか?
42 太平洋高気圧ってなんですか?
43 夕立と雷はどうして起きるんですか?
44 ゲリラ豪雨はなぜ起きるんですか?
45 光化学スモッグはなぜ起きるんですか?
46 熱帯夜はなぜ起きるんですか?
47 ヒートアイランド現象ってなんですか?
48 台風とはどのようなものなんですか?
49 秋雨前線ってなんですか?
50 紅葉前線ってなんですか?
51 木枯らし1号ってなんですか?
52 冬の季節風ってなんですか?
53 西高東低の気圧配置ってなんですか?
54 小春日和ってなんですか?
55 冬の日本海側に雪が多いのはなぜですか?
56 冬の太平洋側が晴れるのはなぜですか?
57 樹氷はどうしてできるんですか?
58 流氷はどこからくるんですか?
59 日本で雨の多い地域はどこですか?
60 日本で雪の多い地域はどこですか?
61 日本で晴れる日の多い地域はどこですか?
62 天気は農業にどんな影響を与えますか?
63 日本の気候と再生可能エネルギーの関係は?
第4章 気象現象 編
64 虹はどうやってできるんですか?
65 ブロッケン現象ってなんですか?
66 竜巻はどうして起きるんですか?
67 スーパーセルってなんですか?
68 白夜ってどうやって起きるんですか?
69 オーロラはどうやってできるんですか?
70 台風・サイクロン・ハリケーンの違いはなんですか?
71 エルニーニョ現象ってなんですか?
72 ラニーニャ現象ってなんですか?
73 貿易風ってなんですか?
74 蜃気楼はどういうふうにしてできるんですか?
75 異常気象ってなんですか?
76 酸性雨ってなんですか?
77 人工降雨とはなんですか?
78 飛行機雲って本当の雲ですか?
79 オーストラリアで見られる不思議な雲ってなんですか?
80 地球の温暖化が気象に与える影響とは?
第5章 気象の仕事 編
81 気象庁はどんな仕事をしているんですか?
82 気象に関わる仕事をするにはどうしたらいいですか?
83 気象予報士になるにはどうしたらいいんですか?

今まで聞いたことがある用語、あるいは全く聞いたことがない用語の意味、あるはどのような現象か、そしてその現象はどのようにして起こるのか、さらにはその影響等までもちゃんと知るいいきっかけの1冊なった。

タイトルに83の疑問ということだけあって、天気と気象についての幅広いことを知ることが出来て面白かった。私のように幅広いことをちょっとずつ知りたいって人にはぴったりな1冊。また、最後に定期や気象に関わる仕事につく具体的な方法も書かれているので、少し天気や気象に興味があるなあ、将来そういう関連の仕事に就いてみたいなあという人にとっても、本当に自分自身が天気と気象に興味があるか、本書を読んでワクワクするかを確認したり、さらに興味をもったりするのにいい1冊。

ただ、幅広く知ることができる、日常的な素朴な疑問を本書で知ることは出来るけど、さらにもう一歩深く踏み込んで知りたいという人には、浅く広く(浅くといっても結構深いけど)の本書より、もっと専門的な本を手に取った方がいいかも。

ということで、今まで何気なく見ていた天気予報やニュース速報の意味が分かるようになったり、体感している温度、見ている空や雲の景色、天気模様などがどのような仕組みで今この現象が起こっているかを考えることが出来るようになり、日常生活にまた1つ楽しみや興味が増えて嬉しいなあと感じた今日この頃。

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