2012年7月14日土曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

脳と心に快楽や恐怖をもたらす薬と食べ物
なぜだか頭の冴えるときとボケるときがある。なんだか心が晴れる日と憂うつな日がある。そのとき脳ではたらいている物質は、食べ物や大衆薬を通して日常的に摂取している。脳と心の“薬”と“毒”の正体を見る。

目次

●第1章 生きている脳
1.1 脳と心のしくみ
1.2 心をつくる物質
1.3 脳と心に効く物質
●第2章 脳内物質のアンバランス
2.1 神経シグナルの正体
2.2 モノアミンのはたらき
2.3 セロトニンの効果
2.4 炭酸リチウム
2.5 ベンゾジアゼピン
2.6 ドーパミンとパーキンソン病
2.7 ドーパミンと精神分裂病
2.8 アセチルコリンとアルツハイマー病
●第3章 心を変える身近な物質
3.1 カフェイン
3.2 プロスタグランジン
3.3 アスピリン
3.4 大衆薬に含まれる物質
3.5 メラトニン
●第4章 食べ物で心が変わる
4.1 アミノ酸
4.2 糖類
4.3 ミネラルの効用
4.4 カプサイシン
4.5 薬と食べ物

今までそれぞれの人の行動の違いの要因は、それぞれの人の性格が要因だとおもってたけど、微量物質の影響もあるのかなあと思った。

そして、その微量物質による働きを利用して、鬱病とかの心の病といわれているような病気の治療のための薬もあることを知り、自分の性格に問題があるんだと決めつけずに、医者に診てもらって病気ではないか、薬を飲むことによって治療できないかを確認することも大事だなあと思った。

他に、食物も脳と心をあやつる重要な物質の一つであることを知ることが出来たのが大きな収穫だった。心の病にかかる原因を考えるとまずその人の性格、生活環境、職場の環境などを第一に考えがちだけど、食生活を見直してみるのも効果があったりするのではないかなあと思うようになった。

ということで、食生活の大切さをあらためて考えることも出来たので、とりあえず偏食にならないように健康的な食生活を心がけるようにしようと思った今日この頃。

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