池田信夫 blog / デフレ論争の終わり - ライブドアブログ
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「デフレ」といわれる現象のかなりの原因は新興国との競争による相対価格の低下というのは、主に賃金が低いこと(?)だとしたら、
本社機能や高付加価値の事業を日本に残す一方、コモディタイズした製造業は新興国に移転して国際分業をはかる。というのはどれだけ続くのかが興味深いです。
新興国の企業も高付加価値の事業をするようになり、加えて賃金も高くなれば(現在は10日後の10万円より今日の1,000円の方が大事な状態)、国際分業したところで分業での規模の拡大によるコスト削減にはなっても新興国の低賃金によるコスト削減という意味はなくなるということですよね?
私は世界中がいずれは同一労働同一賃金になる(均衡方法についての想像はこちら)と考えているので、それが今年か来年か、10年後か50年後か(いずれにしても21世紀中にはそうなると思います。)、経済学者の方々はそれぞれ考えがあると思いますが、どれくらい先に世界中が同一労働同一賃金なるか、あるいはならない、そしてその理由等が活発に議論されるようになると興味深いです。
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