2010年7月23日金曜日

"平面上のベクトル 複素数と複素平面 空間図形 2次曲線 数列 (数学読本)"の第12章(放物線・楕円・双曲線-2次曲線)の12.2(2次曲線と直線)、楕円・双曲線と直線の問22を解いてみる。



概形はiPadのneu.Notesにより描いてます。

問22

(1)

点Pを通る傾きmの直線の方程式は

y=m(x-x_{0})+y_{0}

これを問題の楕円の方程式に代入してyを消去すると、

\frac{x^{2}}{a^{2}}+\frac{(m(x-x_{0})+y_{0})^{2}}{b^{2}}=1

(b^{2}+a^{2}m^{2})x^{2}-2a^{2}m(mx_{0}-y_{0})x+a^{2}((m-x_{0})^{2}-b^{2})=0

直線が楕円の接線になるためには、このxに関する2次方程式が重解を持てば良いので判別式を考えると、

(a^{2}m(mx_{0}-y_{0}))^{2}-(a^{2}m^{2}+b^{2})(a^{2}((mx_{0}-y_{0})^{2}-b^{2})=0

(a^{2}x_{0}m^{2}-a^{2}y_{0}m)^{2}-(a^{2}m^{2}+b^{2})a^{2}(x_{0}^{2}m^{2}-2x_{0}y_{0}m+y_{0}^{2}-b^{2})=0

(a^{4}x_{0}^{2}-a^{4}x_{0}^{2})m^{4}+(-2a^{4}x_{0}y_{0}+2a^{4}x_{0}y_{0})m^{3}\\
+(a^{4}y_{0}^{2}-a^{4}y_{0}^{2}+a^{4}b^{2}-a^{2}b^{2}x_{0}^{2})m^{2}\\
+2x_{0}y_{0}a^{2}b^{2}m+a^2b^2(b^{2}-y_{0}^{2})
=0

(a^{2}-x_{0}^{2})m^{2}+2x_{0}y_{0}m+(b^{2}-y_{0})=0

よって、点Pから楕円に引いた2本の接線の傾きは、問題のmについての2次方程式の2つの解である。

(証明終)

(2)

x_{0}=\pm a,\ y_{0}=\pm b
(順不同)

のときは明らか。

それ以外の場合は

b^{2}-y_{0}^{2}=-(a^{2}-x_{0})^{2}

(1)より、点Pから楕円にひいた2本の接線の傾きは

(a^{2}-x_{0})^{2}m^{2}+2x_{0}y_{0}m-(a^{2}-x_{0})=0

の2つの解であるので、その積は

\frac{-(a^{2}-x_{0})}{a^{2}-x_{0}}=-1

よって問題の円の周上にある点Pから楕円にひいた2本の接線は直交する。

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