2010年4月11日日曜日

数・式の計算・方程式 不等式 (数学読本)"の第4章 問40を解いてみる。




問40

(1)

整数m,nがともに奇数とすると、ある整数k,k'によって

m=2k+1,n=2k'+1

と表すことが出来る。このとき

mn=(2k+1)(2k'+1)=2(2kk'+k+k')+1

となる。よってmnは奇数である。

(2)

a<5 かつ b<5

とすると、

a=-1

のとき

a<0

(3)

整数m,nに対して、

mは3の倍数ではない または nは3の倍数ではない

とする。mが3の倍数でないとすると、ある整数kによってmを

m=3k+1 または m=3k+2

と表すことが出来る。このとある整数lによって

m^{2}=3l+1

と表すことが出来るので、

m^{2}+n^{2}=3l+1+n^{2}

となる。nが3の倍数のとき、

m^{2}+n^{2}

は3の倍数ではない。nが3の倍数ではないとき、ある整数l'によって

n^{2}=3l'+1

と表すことができるので、

m^{2}+n^{2}=3(l+l')+1

となり

m^{2}+n^{2}

は3の倍数ではない。

blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ Yahoo!ブックマークに登録

0 コメント:

コメントを投稿