Xを集合、をX上の集合環とする。
このとき、
なので、より一般的に、
が成り立つ。また、
も成り立つので和集合と同様に、
も成り立つ。
このことから、集合環を有限加法族ともいう。
さらに、集合環がの可算個の元の和集合がの元(可算和について閉じている)のとき、
すなわち任意の可算集合族
について、
が成り立つとき、をX上のσ集合環という。
がX上のσ集合環ならば、集合環のときと同様に
となり、集合環の定義より差集合は閉じているので
であり、σ集合環の定義より可算和は閉じているので、
なので、再び集合環の定義より差集合は閉じているので、
となり、
が成り立つ。
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