2020年5月9日土曜日

学習環境

解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第11章(集合論初歩)、11.2(濃度)、問題2の解答を求めてみる。


  1. n を任意の正の整数とする。

    このとき、 X は可算集合なので、

    X n

    は可算集合である。

    また、 X の n 個 の 元の有限集合全体の集合を

    A n

    とする。

    また、 写像 f を

    f : X n A n f x 1 , , x n = x 1 , , x n

    とすると、 f は全射である。

    よって、

    A n

    は可算集合である。

    ゆえに、

    Ω = U n = 0 A n

    は可算集合である。

    (証明終)

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