2020年5月10日日曜日

学習環境

解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第11章(集合論初歩)、11.2(濃度)、問題3の解答を求めてみる。


  1. 正の整数全体の集合は可算なので、

    + × +

    は可算である。

    よって、 全単射な写像

    f : + × + X

    が存在する。

    よって、

    X n = f n × +

    とおくと

    X n

    は可算で、

    X = U n = 1 X n

    かつ

    m n

    ならば

    X m = f m × + f n × + = X n

    である。

    ゆえに問題の条件(i)、 (ii) 、 (iii)を満たす。

    (証明 終)

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