2020年5月24日日曜日

読書環境

今日読んだ本、5G 次世代移動通信規格の可能性 (集英社新書) (森川 博之(著)、集英社)の感想。

最近サービスが始まりだしたり、対応端末、スマートフォンが出始めた5Gについてちょっと気になってたから本著を読んでみることに。書名がまさにそのまま5Gだったから。今までいくつか5G関連、次世代移動通信規格関連の書籍は読んだけど、いずれも向こう側の話が多かった印象で、こちら側で何が出来るようになるかがいまいち伝わってこなかったから、本著にはそれも期待。

実際に読み終えたら、こちら側で何が出来るようになるのかはこれまでの本と同様にあまりよくわからなかった。それでもいくつか分かったこととしては、自動運転とゲームの話。ただ、車に乗ることはあっても、普段ゲームをしたり、それを楽しんだりする習慣がないから、ゲームの話はあまり自身は関係ないかも。

それでもこちら側の話として気になったのは、ゲームをする人は沢山いるだろうし、また、自分自身に関しても、5G、次世代移動通信規格によって、これまでの家庭用ゲームや携帯型ゲームとは全く違った形態のゲーム、全く異なった楽しみ方のゲームが誕生するかもしれないという話があったから。もしそのようなゲームが実際に誕生したら、今までとは違ってゲームをする習慣ができたり、それを楽しむことができるようになるかもしれないし、ちょっと楽しみかも。

目的だったこちら側で何ができるようになるのか、どんなサービスがあるのかはあまり得られなかったけど、実際にまだそのようなサービスがない、また、未来のことだから分からないから仕方ないのかも。また、こちら側のサービスについての本著、著者の主張は、自ら土俵に上がって、そして創造しようと呼びかけるような内容で、特に経営者の立場の人たちに、自らサービスを創造することを鼓舞するような内容だったから、本著の趣旨と目的が合ってなかったのかも。

目的だったこちら側の話以外の本著の内容は、向こう側の話、次世代移動通信規格5Gにより、特に医療や工場、その他企業等で活用されるようになるだろう、あるいは実際に始まっているサービス、IoTなどの話だったり、移動型津新に限らず通信に関連したこれまでの大きな変革の話だったり、他には携帯電話の歴史の話など。また、それぞれの話に関連する様々な企業の話、その企業の歴史の話、企業に限らず国家の話までも。どの話もかなり詳細な印象で興味深かった。

特に携帯電話の歴史の部分が面白く読むことができた。というのも、初期の頃の肩に賭けてるような大きな携帯電話をみたことはあったけど、それが何時頃なのかとか、どのようにして現在の形になってきたことを知ることができたから。

ということで、一番の目的だったこちら側のサービスの具体的な話はあまりなかったものの、次世代移動通信規格5Gについてのかなり幅広い話、しかもそれぞれの話のかなり詳細についてまで、興味深いことを知ることができてよかった今日この頃。

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