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ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の4章(線形写像)、3(線形写像の核と像)、練習問題4の解答を求めてみる。
V の基底を
と する。
w を W の任意の元とする。
問題の仮定より、 F の像は W 全体なので、
を満たす V の元 v が存在する。
これを
とおく。
このとき、よって、 W の 任意の元は
の一次結合として表すことができ、また、 W の次元は nなので、
は W の基底である。
とすると、
で、
は V の基底、 すなわち 1次独立なので、
よって、 線形写像 F の核は零ベクトルのみである。
(証明終)
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