2020年3月26日木曜日

読書環境

今日読んだ本、地球は特別な惑星か? 地球外生命に迫る系外惑星の科学 (ブルーバックス) (成田 憲保(著)、講談社)の感想。

地球について今より詳しく知ることができればいいなぁと思って本著を読んでみることに。宇宙の他の惑星との比較した地球の特徴などが主に解説されているのかと思ったら、それだけではなく全然違った。宇宙についての色々なことの詳細が凝縮されたような一冊だった。

色々な話についての一つは、宇宙をどのように研究、観察、調査してきたかという話。それも過去から現在の最新の手法や考え方、捉え方、そして既に計画されているものも含めたこれからの未来まで。

そして、研究によって宇宙について分かったこと、まだ分からないことなどの話。どのようなことが順に分かってきたか、あるいは考えられていたことが変化してきたかなどの詳細。

さらに、そこに登場する科学者の人達。誰がどのような考え、予想をして研究していたか、どのような方法を考案したかなど。2019年にノーベル賞を受賞した人など、観測手法と同様に、過去から現在までの幅広い年代の人が登場。

さらに細かいことなどの話もあった。科学専門誌への掲載、査読などの論文の具体的、実務的な話など。

様々なことについて詳細について解説してくれているから、興味深いことが沢山あったから、既に宇宙、天文学、地球、惑星、系外惑星等に詳しいという人でも十分楽しめそうな一冊。詳しくはないという人にとっては、詳細についてまでの解説があるから難しいかもしれないけど、著者がはじめにに

数式は一切使わず、前提知識がなくても理解できるように配慮しつつ…
と書いているということもあって、興味関心さえあれば、じっくり読むこと十分楽しめそうな一冊。

地球外生命体について、これまで、科学的な話は別として、宇宙は広いし、いない方が不思議な感じがする、おそらくいるんだろうなぁという風に思っていたけど、科学的に、最新の科学しっかりとどうの様に考えられているかを知ることができて良かった。また、現在までの最新だけではなく、これからの展望みたいな話も興味深かった。

ということで、地球や地球外生命について知ることができればいいと思って本著を読み始めたけど、ただそれだけではなく、宇宙、天文学の歴史や最新のことまで様々なことを知るきっかけ、触れるきっかけになって良かった今日この頃。

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