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ラング線形代数学(上) (ちくま学現文庫)(S.ラング (著)、芹沢 正三 (翻訳)、筑摩書房)の2章(ベクトル空間)、2(定義)、練習問題6の解答を求めてみる。
u、 v、 w を L の任意 の元とする。
また、 a、 b を K の任意の元とする。
このとき、
よって、加法、について分配律が成り立つ。
となり、 加法について零ベクトルが存在する。
よって加法について逆元が存在する。
よって加法について可換律が成り立つ。
よって加法について閉じている。
以上、すべて体ということにより。
同様に、 スカラー倍についても、
よって、 L は K の上のベクトル空間である。
(証明終)
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