2019年12月19日木曜日

読書環境

今日読んだ本、世界最強組織のつくり方 - 感染症と闘うグローバルファンドの挑戦 (ちくま新書) (國井 修(著)、 筑摩書房)の感想。

組織の作り方とかに特別な興味、関心があるわけではないけど本著を読んでみることに。特別な感情がないのに読むことにしたのは、感染症と闘うってところが目に飛び込んできたから。今の時期、そしてこれからの季節、インフルエンザが流行し出す時期だから目に止まったのかも。あるいは、単純だから世界最強っていう題名にも目がいったのかも。

内容は、国際基金グローバルファンドについての話。それも中の人による解説。もう少し具体的には、組織の誕生の理由や、理念、目標といったものから、具体的な活動、ファンドというくらいだから資金集めや実際に行っていること、人材の話など。具体的な活動の方法や組織図のような話も。

ただ、最初に記述したように組織の作り方とかに特別な興味、関心があるわけではないから、そのような話は、世界最強っていうくらいだしなんとなく凄いなぁとかへぇって思うくらいだった。それでも本著を読んで良かったと思えることが多かった。

関心を持って読むことができたのは実際に行っていることの中ででてくるいくつかの、三大感染症と呼ばれる感染症の話。各感染症がどのような感染症なのか、どのように流行したのか、そして医学的なこととは直接関係はないなぜ流行した原因等の話。またその感染症が世界のどの地域、国で流行したのかという話。そして、その問題、課題をどのように解決してきたのか、あるい今後解決しようとしているのかという話。

他に関心を持って読むことができたのは、どのような人たち、団体、期間、各国の政府が関わっているのかという話。あの企業がこういうことに関わってる、貢献していると知って驚いたりしたりした。

ということで、本著の趣旨とはちょっとずれるかもしれないけど、今までなんとなく名前を聞いたことがある感染症や実際に知っていた感染症についてや、また、それに大して医療、あるいは医療以外にもどんなことが必要か、どのように解決、克服してきたのか、あるいはまだまだ様々な課題にどのように取り組んでいるかとか色々と知ることができて良かった今日この頃。

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