2019年12月23日月曜日

読書環境

今日読んだ本、離散数学入門 整数の誕生から「無限」まで (ブルーバックス) (芳沢 光雄(著)、講談社)の感想。

ブルーバックスの本は面白かったのが多いし、また、数学の本だから本著を読んでみることに。それに、書名に入門とあるから、ある程度は気軽に読める内容かなとの期待もあったから。

実際に読み終えると、ある程度気軽に読めるというのは本当にある程度までだった。決して完全に気軽に読めるような内容では無かった。著者が最初に記述してるように、あくまで、「読み物」ではなく「教科書」スタイルな内容、文章だったから。

「教科書」スタイルのもうちょっと具体的な説明としては、定義、解説、定理、証明、例、例題、その証明と淡々と進んでいく感じ。なので、離散数学、あるいは数学全般にある程度以上の興味がないと難しいかも。数学が苦手、あるいは離散数学が苦手という人は、簡単な入門書や、「読み物」スタイルの本を読んでから、興味、関心を持ってから本著を読んだ方が良さそう。

「教科書」スタイルではあるものの、数学の専門書の入門書とはちょっと違う印象を受ける部分もあった。淡々と解説や証明が進むものの、なるべく素朴な方法、過度に抽象的ではない、一般的ではない方法だったり、図などが多く多用され、ある程度直感的な理解を促すような内容が多かったこと。

なので、数学、離散数学に興味があって数学の専門書の入門書を読み始めたものの難しくて躓いてしまったという人に最適な一冊になりそう。また、まだ専門書の入門書を読み始めてないという人は、本著を読んでからより抽象的、一般化した解説が多そうな専門書の入門書を読めば、より深く理解できるかも。

ということで、本著によりあみだくじなどの面白い具体例のおかげで、これまで抽象的なことは分かっていてもいまいち想像しにくかったことを、想像しながら楽しく理解できて良かった今日この頃。

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