2019年12月9日月曜日

読書環境

今日読んだ本、やりなおし高校物理 (ちくま新書) (永野 裕之(著)、 筑摩書房)の感想。

数学と物理は密接に関係している、物理は数学という道具を使って表されているとか言われたりするから本著を読んでみることに。数学と物理、どちらもの好みではあるものの、どちらかというと数学の方が好みで物理はそれほどでもないから、本著によって高校物理のいい復習になればいいなと期待。

読み終えて、バランスのいい一冊だった。どういう人にとってかというと、数式は苦手、だけど高校物理の範囲の全体はしっかりと学びたいという人。

そう感じた理由の一つは、まず、読み物として面白かった。歴史的な話、その登場人物の話などの物語的な内容が追加されていたり、コラムで直接は高校数学とは関係ないかもしれない話、雑学的な話、あるいはちょっと進んだ話等があったから。

また、高校物理を易しく分かりやすく解説しつつも、内容を省略したりしてなくて、ちゃんと詳細まで解説されているという印象だったから。数学、数式が苦手な人向けの高校物理の範囲の物理の一般向け本で、数式を殆ど省いたり、数式が必要なところの内容はイメージだけの解説になってるものがあるけど本著はそうではなかった。楽しむという意味では思い切って数式を省いて、それが必要な部分も概略のみの解説にしてしまうというのもいいと思うけど、それでは実際に高校物理を学習したことにはならないだろうし。また、数式で表せるという良さも失われてしまったりするし。

本著は数式の記述は控えつつも、必要な数式は省くことなくしっかりと記述されていた。そして、数式を使うことを少ないというのを補うという意味でも、図やイメージしやすい具体例の話が多かった。

ということで、最低限の数式のおかげであまり手を動かしたりして計算することなく、気軽に高校物理全体をしっかりと復習することができて良かった今日この頃。

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