2019年11月17日日曜日

読書環境

今日読んだ本、つまらない日も楽しくなるスヌーピー (祥伝社新書) (チャールズ・M・シュルツ(著)、松岡 充(監修)、矢部 太郎(監修)、谷川 俊太郎(翻訳)、祥伝社)の感想。

スヌーピーの存在、それが犬だってことくらいしかスヌーピーのことを知らなかったから、せっかくの機会だと思って本著を読んでみることに。スヌーピーの話かと思ってたら全然違った。まずスヌーピーってタイトルではなくピーナッツってタイトルだった。そして、スヌーピーが中心の話というよりは、スヌーピーとその仲間たちの色々な話といった感じ。

形式は、いわゆる四コマ漫画っぽい感じ。ぽいっていうのは完全な4コマ漫画というわけではなく、三コマだったり二コマだったり、あるいは1コマだったりするから。また、新聞に掲載されている漫画みたいだけど、一日、一話で完結ではなく、複数日にわたって続く話もあったりしたから。

内容は、想像していたようなほのぼのストーリーといったものが多かった印象。面白いと思ったものもあれば、良く分からない、あるいはつまらないというものもあった。日本の四コマ漫画でももちろん面白かったりつまらなかったりすることがあるけど、もちろん同様な理由でそう思ったのもあるけど、それよりはもしかしたら文化の違いによって内容がスッと入ってこないというものもあったかも。例えばアメリカンジョークみたいな。

スヌーピー、ピーナッツの話とは関係ないことではあるけど、本書自体の形式が読みづらかった。というのも、実際の漫画がそのまま掲載されていて、その横に吹き出しの日本語訳が掲載されているという形式だったから。日本語と英語を行ったり来たりしないといけないので読んでで早々と疲れてしまった。なので途中からは、翻訳者の人には申し訳ないなぁと思いつつ、漫画の部分だけを見たりその吹き出し等を読んでいくことに。それでだいぶ楽になったけど、それでも漫画と日本語訳がジグザグに書かれている箇所がほとんどだったから、漫画の部分だけを読むのにもジグザグに読んでいかなくてはいけなくて見辛かった。吹き出し等にそのまま日本語を記述して、元の英語がないほうが読みやすくれ嬉しいかも。

ということで、ピーナッツの話自体は面白かったのも多くて良かったし、また、意味が良く分からない、あるいはつまらないと思った部分もあったけど、もっとピーナッツ、あるいはその他のアメリカの漫画を読んだら徐々に文化等を理解して意味が分かったり面白いと感じるようになるかもしれないから、今後、次は疲れてしまわないように原著をそのまま読むか、あるいは吹き出し等に直接日本語訳が記述されているような本を探して、またピーナッツを読む機会を作ってみようと思った今日この頃。

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