2019年4月9日火曜日

読書環境

今日読んだ本、イタリア史10講 (岩波新書) (北村 暁夫(著)、岩波書店)の感想。

木を見て森を見ずって言葉があるけど、そうではなくて、木を見ながら森を見ていくのもいいかなぁと思った。というのは、世界史、特にヨーロッパの歴史について、通常以上の特別な関心はなかったけど、イタリアという国、地域に特化した本だから、今までよりは興味を持てたから。

範囲としては、2000年ちょっとまでという感じ。通常は最初から読んでいくのが話としては歴史の流れもあるし、話としてはおもしろいだろうだけど、かなり前からの話なので(歴史の話だから当然といえば当然だけど)、どうも興味が持てないという人は最初からではなく、最後の方から逆順に読んでいくのもいいかも。読む人の年齢にもよるけど、2000年代くらいなら歴史というより現在ということで、過去よりは興味を持てる可能性があるかもしれないから。

特に興味深かった部分は、ページ189の日独との比較の部分。イタリアの歴史よりは日本の歴史の方が詳しいから、そのおかげもあってか、なるほどと思う部分が多かった。

また、本書のおかげで今まで疑問に思ってたことが解決。というか今まで疑問とすら感じてなかったかも。それは、イタリアって他の世界の国々と比べて知ってる都市名(首都ではなく)が多いなぁという印象があるということ。現在までのイタリアの成り立ちを知って、なぜ知っている都市名が多いのかということが分かった。

ということで、本著が面白かったし、本書のシリーズとしてイタリアだけではなく、フランス史10講、ドイツ史10講というのもあるみたいだから、それらも読んでから欧州の歴史を見てみるとより興味を持った状態で、あるいはまた違ったことが見えてきそうだし、今後、各著を読む機会、そして再びヨーロッパの歴史の本を読む機会を作ってみようかなぁと思った今日のこの頃。

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