本 - 日本経済新聞出版社( @nikkeipub ) - 城塚音也(著) (NTTデータ先端技術株式会社( @intellilink_pr )) - ビジュアル AI(人工知能) - 日経文庫 - 仕組みと豊富な具体例

ビジュアル AI(人工知能)
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今日読んだ本、ビジュアル AI(人工知能) (日経文庫) (城塚 音也(著)、日本経済新聞出版社)の感想。

AI(人工知能)をただただ賞賛するだけの本ではなくて良かった。何ができるか、何ができないか、何ができるようになりそうか、何が得意か、何が苦手か、何が得意になっていきそうかということが書かれていて、また何故そうなのかという理由も分かりやすかった。

数式、あるいはプログラムのコード等も出てこないにも関わらず、人工知能が実際に何をしてるかがよくわかる一冊。なので、流行りの人工知能に興味はあるけど算数、数学、数式やプログラミングが苦手という方にも最適な一冊。逆に、数式やプログラムを書くことで人工知能を理解してきた、活用しているという人にとっては、一旦数式はプログラムから離れて、その意味を考え直す、思い出すのにも適してそう。それにより、何らかの新しい手法、発想が生まれたりするかも。

現在流行っている人工知能の仕組みの話だけではなく、現在までの人工知能の歴史も書かれていて面白かった。今流行っているのが最も良い人工知能というわけではなく、問題によってはそれ以外の方法による人工知能の方が適している場合があるということを知ることができたので。

もちろん現在流行っている人工知能の話がほとんどだけど、仕組みだけではなく、実際にどのように使われているか、どのような商品に組み込まれているか、どのようなアプリがあるかの例が豊富で、あんなところにもこんなところにも既に使われているということを実感できた。

最初に書いた何ができるようになりそうか、何が得意になっていきそうか等、これからの人工知能の発展ついて、著者の主張はありつつも、色々な方の意見、考え方が紹介されていた。なので様々な方の考えを1冊で知ることが出来てお得な気分に。

現状の人工知能を実際にどう活用するかについても、上記に書いた実例と同様、シチュエーションが豊富で、多くの人にとってどれかが実際に当てはまり、人口知能を活用することが出来そう。ここにもただ活用してよくなるということだけではなく、負の側面、落とし穴についての記述もあっ他のが嬉しかったり。

ということで、一通り現在流行っているAI(人工知能)について知ることが出来たので、多くの例の中から何か自分自身のことで役立ちそうなこと、活用出来そうな物を見つけて行こうと思った今日この頃。