2019年3月3日日曜日

読書環境

今日読んだ本、ユーラシア動物紀行 (岩波新書) (増田 隆一(著)、岩波書店)の感想。

本著のおかげで動物地理学という用語、学問の分野を知ることができてよかった。そして、動物のことだけではなく地理について、そして動物地理学の内容も知ることができてよかった。本書を手に取った時は、題名からユーラシアに生息している動物の話だけかと思っていたので。もちろんユーラシアに生息している動物の話だけでも十分に面白いけど。

そして、動物紀行あるけど、動物についてのみに限らず、割合としては少ないものの、著者が訪れた各地域、各国の街の習慣や文化、風景等に触れること、垣間見ることも出来てよかった。割合が多い部分についても動物のみについてだけではなく地理、動物地理についてだったので面白かった。動物についてのみでは、特に動物に深い興味があるわけではないので、読んでいる途中で飽きてしまっていたかも。

また、元々本書を手に取ったきっかけはユーラシアの動物について知ることが出来たらいいかなぁと思ってのことだったけど、動物地理学という視点で動物を見つめる面白さも知ることが出来た。動物に限らず、同じ対象でも見方によって別の楽しみ方が出来る、異なる見方によって新しい発見が出来るということを再確認。何事も様々な角度から考えることは大切だなぁと実感。

ということで、本著のおかげで、動物、地理、動物地理学について知ることが出来たのはもちろんのこと、本著に出てくる各地域を気軽に一日旅行した気分にもなれて楽しかった今日この頃。

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