2017年12月28日木曜日

学習環境

解析入門〈3〉(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第13章(連続写像の空間)、13.2(ストーン・ワイエルシュトラスの定理)、問題2.を取り組んでみる。


  1. 問題の仮定より、

    lim r P n x = f x

    となる実係数多項項式の列

    P n n

    が存在する。
    よって、任意の正の整数

    ε > 0

    に対し、ある正の整数 N が存在して、

    n 0 N P n 0 x - f x ε

    この多項式を

    P x = P n 0 x

    とおく。

    この多項式について、問題の仮定より、

    0 1 f x P x dx = 0 1 f x n = 0 c i x n dx c i = µ = 0 c i 1 f x x n dx = 0

    よって、

    0 1 f x 2 dx = 0 1 f x f x - P x dx 0 1 f x f x - P x dx ε 0 1 f x dx

    ゆえに、

    0 1 f x 2 = 0

    以上より、

    f x = 0

    となる。

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