2017年10月4日水曜日

学習環境

解析入門〈3〉(松坂 和夫(著)、岩波書店)の第11章(集合論初歩)、11.1(集合・論理・関係)、問題8.を取り組んでみる。


    1. x、y、zを集合Xの任意の元とする。

      1. 反射律について、PO1より、xPxなので、xRx。

      2. 対称律について、xRyならば、xPyかつyPx、すなわちyPxかつxPyなので、yRx。

      3. 推移律について、xRyかつyRzならば、"xPyかつyPx"かつ"yPzかつzPy"、すなわち、"xPyかつyPz"かつ"zPyかつyPx"となり、PO3よりxPzかつzPxなので、xRzとなる。


    2. xRx'、yRy'、xPyとする。

      xPx'かつx'PxかつyPy'かつy'PyかつxPy。

      x'PxかつxPyかつyPy'。

      PO3より、x'PyかつyPy'、x'Py'。


    3. x * , y * , z * ,x ' * ,y ' * X * xx' x * =x ' * yy' y * =y ' *

      代表の取り方には無関係なことについて。

      xRx,yRy x * P * y * xPy x'Py' x ' * P * y ' *
      1. PO1: 反射律について。

        PO1 xPx x * P x *
      2. PO2: 反対称律について。

        x * P * y * y * P * x * xPyyPx xRy x * = y *
      3. PO3: 推移律について。

        x * P * y * y * P * z * xPyyPz xPz( P:PO3 ) x * P * z *

      よって関係P^*はX^*上の順序となる。

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