2015年2月21日土曜日

学習環境

  • 数式入力ソフト(TeX, MathML): MathType
  • MathML対応ブラウザ: Firefox、Safari
  • MathML非対応ブラウザ(Internet Explorer, Google Chrome...)用JavaScript Library: MathJax

代数系入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(整数)、5(素数、素因数分解)、問5.を解いてみる。

問5.

方程式を満たす有理数が存在すると仮定し、

x= k l ,( k,l )=1

とおく。そのとき、

( k l ) n =a k n l n =a k n =a l n

となり、 k lは互いに素なので、 a kの倍数である。

このことから、

l=1, k n =a

となるが、これは、

x n =a

を満たす整数 xが存在しないという仮定と矛盾する。よって、方程式を満たす有理数も存在しない。

証明終。

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