2012年11月13日火曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

現在,アメリカでは次期大統領の座をめぐって激しい選挙戦が繰り広げられています.果たして大統領に指名されるのは民主党の現職オバマ大統領か? それとも,共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事なのでしょうか?
超大国アメリカの大統領は,アメリカ国内のみならず,世界に大きな影響を及ぼします.初代ワシントン大統領からリンカーン,ルーズベルト,ケネディ,レーガン,そして現職のオバマ大統領にいたるまで,歴代大統領がどのようにリーダーシップを発揮し,アメリカ社会そして世界を牽引してきたのでしょうか?
本書は,歴代大統領の足跡をたどりながらアメリカの歴史をわかりやすく解説します.

目次

序章
第1章 独立からフロンティア拡大の時代(1776~1860年)
時代背景/初代ジョージ・ワシントン/第二代 ジョン・アダムズ/第三代トマス・ジェファーソン/第四代ジェームズ・マディソン/第五代ジェームズ・モンロー/第六代ジョン・クインシー.アダムズ/第七代アンドルー・ジャクソン/第八代マーティン・ヴァン・ビューレン/第九代ウィリアム・ヘンリー・ハリソン/第十代ジョン・タイラー/第十一代ジェームズ・K・ポーク/第十二代ザカリー・テイラー/第十三代ミラード・フィルモア/第十四代フランクリン・ピアーズ/第十五代ジェームズ・ブキャナン
第2章 分裂の危機と南北戦争(1860~1896年)
時代背景/第十六代エーブラハム・リンカーン/第十七代アンドルー・ジョンソン/第十八代ユリシーズ・S・グラント/第十九代ラザフォード・B・ヘイズ/第二十代ジェームズ・A・ガーフィールド/第二十一代チェスター・A・アーサー/第二十二,二十四代グローバー・クリーブランド/第二十三代ベンジャミン・ハリソン
第3章 欧州列強に並ぶ大国への道(1896~1932年)
時代背景/第二十五代ウィリアム・マキンリー/第二十六代セオドラ・ルーズベルト/第二十七代ウィリアム・H・タフト/第二十八代ウッドロー・ウィルソン/第二十九代ウォー連・G・ハーデイング/第三十代カルビン・クーリッジ/第三十一代ハーバード・フーバー
第4章 ルーズベルト連合と民主党の時代(1932~1968年)
時代背景/第三十二代フランクリン・D・ルーズベルト/第三十三代ハリー・S・トルーマン/第三十四代ドワイト・D・アイゼンハワー/第三十五代ジョン・F・ケネディ/第三十六代リンドン・B・ジョンソン
第5章 アメリカの復活とレーガンの時代(1968~2008年)
時代背景/第三十七代リチャード・M・ニクソン/第三十八代ジェラルド・R・フォード/第三十九代ジミー・カーター/第四十代ロナルド・レーガン/第四十一代ジョージ・ブッシュ/第四十二代ビル・クリントン/第四十三代ジョージ・ブッシュ
第6章 変わるアメリカ,オバマの登場(2008年~現在)
時代背景/第四十四代バラク・オバマ/2012年大統領選挙の共和党候補ミット・ロムニー

コンパクトな一冊にアメリカの歴史が濃厚にぎゅっと詰まっている感じの1冊だった。

ただアメリカの歴史が記述してあるのではなく、タイトル通り、大統領でアメリカの歴史をたどっているので、それぞれの大統領が頭の中で目次のような役割をはたして読みやすかった。大統領で分割するのだと多すぎるって感じたら、各章ごとに分割して整理しながら読むと読みやすいかも。後半あたりからは、アメリカが超大国になっていくにつれて、アメリカの歴史のみならず、世界の歴史(アメリカが関わった出来事に限るけど)も知る事ができて得した気分に。

他には、歴史とは直接は関係こととして、アメリカの大統領は良くも悪くも世界のリーダーってイメージではるかに遠い存在(実際に遠い存在だけど)という印象だったけど、大統領から歴史をたどるということで各大統領がどんな人か、その人柄等が描かれていたりもして、アメリカの大統領はこんな人がなるんだなあ、普通の人と何ら変わらない一面もあるんだなあということを知る事が出来て、ちょっと親近感をもてたりして楽しかった。

ということで、アメリカの歴史を楽しみながら詳しく知る事ができる、しかもコンパクトで読みやすい11冊に出会えてよかったなあと思った今日この頃。

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