今日読んだ本と感想。
いい上司をめざすほど、苦しいのはなぜだろう。従来の苦労「上と下の板ばさみ」「新入社員世代との世代間ギャップ」はもちろん今もあります。でも、現代の管理職はもっと異なる事態でストレスが倍増しています。自分のやり方が後輩に伝えられない、会社は自分に何を求めているかわからない、といったジレンマによって、頑張る上司ほど疲弊してしまいがちなのです。ではこの壁をどう乗り越えて、マネジメント力をどう上げればよいか―。人事コンサルタントのプロフェッショナルが、その根本の問題点を洗い出して、解決の道筋を提示。多くの企業で実績を上げている「成長の秘訣」を教えます。
目次
- 第1章 管理職は「偉い人」から「辛い人」へ
- 第2章 管理職とは何だろう
- 第3章 管理職の評価方法が変わった
- 第4章 管理職の壁を越えられる人、越えられない人
- 第5章 部下を育てるという仕事
- 第6章 管理職として生きるか否か
- 第7章 管理職のプロフェッショナルという生き方
本書を読んで、21世紀はやっぱり経済の時代だなあと実感。というのも世界中が同一労働同一賃金になっていくというのが一つの重要のことだと感じたので。
著者はそれが世界各国、あるいは都市から地方へという流れが加速していくと考えているみたいでそれが興味深かった。時代の変化を予想するのは難しいことだし、その変化が本当に加速していくのか、あるいは一定速度で進んでいくのか、または急激に変化するときを迎えるのか、実際にはどうなっていくのか楽しみ。
本書の本題については、理想の上司、管理職について、管理職という言葉を何か別の言葉に変えることは出来ないかなあと思った。というのも、本書を読むにつれて、管理という言葉に持っているイメージと、管理職の実際の仕事内容(管理)に大きなずれを感じたので。
ということで、本書を読み終えて、仕事だけに限らず、どんなことでも変化を受け入れて、その変化に順応していくことが生きていく上で大切なことの1つなのかなあと感じた今日この頃。
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