2012年8月17日金曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

日本統計学会75周年記念推薦図書
画期的にわかりやすい!

身近な話題から統計の考え方を理解する!
視聴率はどこまで信頼できるの?
テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?
要精密検査になった。私はガンの可能性が高い?
何人に出口調査すれば「当落予測」できる?
英語が得意な人は理系である!?
子供の身長を両親の身長から予測できる?
など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。

目次

第1章 統計学=データの科学とは何か――統計学の体系・データの見方――
第2章 データに語らせる――記述統計学・データ解析の話――
第3章 チャンスをはかる――確率・確率分布の話――
第4章 統計的推測はどこまで可能か――推定・検定の考え方――
第5章 多変量の情報をうまく活かす――多変量解析の考え方――
第6章 統計学の広がり――統計学の過去・現在・未来――

本書を1通り読み終えたら、統計学の用語、考え方、概念等の基礎知識がすっと頭に入ってきた感じ。自然にすっと入ってきたのは例自体が興味深くて好奇心がそそられるものが多かったのが大きい理由。また、例によって実際に統計学が実際にどう活かされているのか、世の中で目にする統計データはどのようにしてはじき出されているのかも知ることができて面白かった。

それに、すっと頭に入ってくるぐらい内容は分かりやすいにも関わらず、難しいところを省略したり、簡単なことだけを記述したりしているのではなく、各詳細までしっかり説明されていて、数式も豊富に出てきて読み応えもあった。

ただ、高等学校くらいまでの知識で読むことができるものの、やっぱり数学が好きではない、苦手という人にはちょっと難易度、敷居が高いかも。

ということで、本書のおかげで統計学にちゃんと入門できたので、今後は自分の手と頭を使って、実際にデータを収集したり、それを統計学を使って役立つものに出来るようになっていけたらいいなあと思った今日この頃。

0 コメント:

コメントを投稿