2012年8月3日金曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

宇宙はどこから来て、どこへ行くのか
宇宙進化の謎を解く鍵は暗黒物質と暗黒エネルギーが握っていた!

宇宙は暗黒物質に支配されているのか
銀河は宇宙空間に一様に分布しているのではなく、密集しているところとまったく存在しないところが混ざりあって、所々に穴ぼこが開いたような格好をしている。
宇宙はいったいなぜこのような構造になったのか。宇宙の誕生に手が届くくらい奥深く覗いてみると穴ぼこと思われていた空間に得体の知れない物質が……。
宇宙の進化の行方を支配する暗黒物質の謎に迫る。

目次

第1章 宇宙原理からの脱却
第2章 怪しい予感
第3章 宇宙の大規模構造
第4章 銀河を守るもの
第5章 重たい銀河の集団
第6章 歪んだ宇宙
第7章 宇宙を操るもの
第8章 そして宇宙は進化した

ヒッグス粒子が発見された(おそらく)ということで、最近宇宙関連の本を沢山読んでみてて、本書のその1冊として読んでみることに。

宇宙について語られるとき、ちっちゃな部分の話として量子論、大きな部分の話として相対論が出てくるけど、本書はどちらかというと宇宙全体を大きく見渡した感じで話が進んでいく印象。なので、最近量子論中心の本ばかり読んでた気がするのでいい気分転換になった。

あと、本書とは直接関係はないけど「dark matter」を暗黒物質って訳した(それとも暗黒物質がもともとの名称でそれを薬師って「dark matter」になった?)のがちょっと引っかかったり。なんか暗黒ってきくと怖い印象うけるので。(他の人とか、あるいは英語圏での「dark matter」って言葉は怖い印象受けることはとくにないのかな。)

ということで、少し本書の内容の本筋とは関係ないことに引っかかりはしたけど、あらためて宇宙は興味深くて面白いなあと思った今日この頃。

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