2012年8月1日水曜日

今日読んだ本と感想。

内容紹介

カリフォルニア大学バークレー校研究員が、東大在学中に磨きをかけたマンガを駆使して初心者のために描き上げた「量子力学」の入門書。
ロングセラー『東大流 まんが電磁気学』の作者の新作!

不確定性原理と確率に支配された不思議な世界
位置と速さを同時に決められないという奇妙なルールがあると、ミクロの世界では何が起こるのか? 確率問題、トンネル効果、シュレディンガーの猫といった、日常では考えられない量子力学の摩訶不思議な世界をカリフォルニア大学バークレー校の研究員がやさしく解説!

専門家も脱帽!
女子高生のフェル美は、言葉をしゃべる魔法犬フォト丸と出会い、この世は「量子力学」に支配されており、決まりきったことなど何もなく、とても不思議な世界だと教えられる。
そこに現れた同じ高校に通う古川典子は、そんなことはない、この世のすべては「古典力学」によって決められると激しく反発する……。
量子力学と古典力学の対比をモチーフに綿密に構成されたフェル美と典子のバトルの行方は。

目次

まえがき
プロローグ
第1章 量子化と確率
第2章 不確定性原理
第3章 シュレディンガー方程式
第4章 波動関数
第5章 プランク定数
第6章 粒子性と波動性
第7章 トンネル効果
第8章 古典力学と量子力学
エピローグ シュレディンガーの猫
本の紹介
あとがき
さくいん

量子力学ってなんか直感と違ってよく分からない、非日常な印象をもっている、量子力学だけを学習してると古典力学(ニュートン力学)の常識が頭に残っていてごっちゃになり何がなんだか分からなくなるっていう人にいい1冊。

古典力学と量子力学を比較しながら話が進んでいくので頭の中が整理されてすっきりした気分になれた。

特に漫画だから気軽に読み進めることができるというのも大きな一因かも。しかも漫画だけではなく、各章で文章による詳しい説明、解説もあるので漫画だけで物足りないということもなかった。

ということで、私は確率等があまり好きではなく、それで確率がよくでてくる量子力学もあまり好きではなかったけど、本書のおかげで量子力学に興味がわいてきて、これから量子力学は楽しいなあ、量子力学についていろいろ知ってみたいなあと思えるようになってよかったと感じた今日この頃。

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