今日読んだ本と感想。
「対称性」がすべてのキーワードだ!
鏡の対称性から、素粒子の世界まで「対称性」をキーワードに現代物理の考え方をわかりやすく解説する。そして、「究極の統一」の鍵と期待されている「超対称性理論」とは、どんな理論なのか?
身近な疑問から究極の統一理論まで、物理学者はどのように考え、どのように理論を作っていったか「対称性」をキーワードにわかりやすく解説します。
目次
- 第1章 身のまわりの対称性
- 第2章 対称性が破れる
- 第3章 ミクロの世界の対称性
- 第4章 もっと対称性を
- 第5章 統一理論と対称性
- 第6章 宇宙開闢と超対称性
- 第7章 21世紀の科学革命
対称性というキーワードから、これだけ様々な範囲、そして最新のことにまで話が広がっていくことに驚いた。
物理が好きではない、苦手という人は、対称性と鏡という身近で日常的な箇所を読むだけでも重鵜分楽しめると思う。
もちろん、物理、数学好きの人にとっても、新たに対称性ということを軸に物理学のことを考えることが出来て、面白く読み進めることができる1冊だと思う。
ということで、物理に限らず、一つの角度、側面からだけではなく、いろいろな基準、立場を軸にして物事を考えることはとても大切なことだなあと思った今日この頃。
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