今日読んだ本と感想。
21世紀の物理学はどこまで宇宙の謎を解き明かせるのか
宇宙最大のミステリーたちは果たして解けるのか
宇宙は本当に加速膨張しているのか?暗黒物質・暗黒エネルギーの正体とは?宇宙は何次元でできているのか?など、宇宙はまだまだ謎に満ちている。未解明問題から宇宙の素顔を垣間見る。
●この50年間、重力という厄介な問題に取り組んできた。
●この30年間、宇宙空間を満たす暗黒物質の性質を理解しようと苦しんできた。
●この10年間、宇宙を膨張させる暗黒エネルギーに翻弄されてきた。
●科学者たちは、我々の宇宙観を絶えず根底から覆してやまないバラバラな手がかりをつなぎあわせようと努める探偵のような存在である。
目次
- 第1章 加速する宇宙
- 第2章 暗黒物質の正体
- 第3章 宇宙線の謎
- 第4章 無限量の不思議
- 第5章 ヒッグス粒子は存在するか
- 第6章 量子重力の難題
- 第7章 ワームホールは存在するか
- 第8章 ひも理論の予言
- 第9章 宇宙の起源
- 第10章 ミステリーノ
宇宙について、研究に用って解明されていることがもちろん沢山あるけど、逆にまだまだ解明されていないこと、長いこと解明されていないことも沢山あるんだなあとあらためて感じた。
内容はもちろん宇宙のこと、その説明に必要な科学(物理等)のことが中心だけど、宇宙についての研究の歴史、宇宙自体の歴史がストーリー仕立てで書かれている印象でその部分では他の宇宙関連の本より読み易かった。また、ちょっと難しかったりして飽きてきたなあと思うところで選択問題がちょこちょこ登場して気分転換しながら楽しく読み進めることができた。
なので、科学(物理等)や数学等が苦手だという人も、読み易くて宇宙に興味をもつきっかけになる1冊になるかも。
ということで、本書を読みオウェてますます宇宙に興味がわいたり、謎が解明されたりしていくのが楽しみになった今日この頃。
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